2018年 これからの太陽光発電は損する?
春ですね、なんか年々桜が咲くの早くないですか?
私が子供のころは入学式に桜の木の下で記念写真を撮った記憶があるのですが、今は入学式には散ってますよね?
今回は住宅に載せるこれからの太陽光発電についての勉強会へ名古屋まで行ってまいりました。
(写真は名古屋市市政資料館の枝垂れ桜)
話は今後住宅の太陽光発電について、載せるべきか?載せないべきか?
年々下がっている太陽光発電の買取単価ですが
最初は48円/kw、今は26円/kw、毎年2円くらい下がってきてますので4月からは24円/kwですかね?
いくら太陽光発電の導入コストが下がってきているとはいえ、わざわざ載せる価値があるのかどうか?
得かどうか少し考えてみましょう!
条件として、そこそこのカタチの屋根なら乗りそうな5.5kwでシュミレーションしてみます
①1年目~10年
余剰電力ですから10年間は買取価格26円/kwで固定、
売電収入は10年間で約130万円・・・①
の効果がありますが100万円以上かかる初期コストを考えるとそんなにピンときませんですよね?
では11年目以降も考えていきましょう
②11年目~20年
11年目以降の太陽光発電の買取単価はいくらくらいになるかご存知ですか?噂の領域ですが11円/kwくらいになるそうです(下手すると7円/kw)マズくないですか?11円/kwで11年目~20年までのシュミレーションですが、
売電収入は10年間で約77万円・・・②
そこから何十万円も掛かるパワコンなどのメンテナンス費を出すので、これまたお得感が薄いですよね。
だからと言って住宅には太陽光発電を載せない方が良いのか?というと、そうとも言えません。
なぜなら電気料金がも年々上がっているからです!
近年、新築住宅を建てる方にはオール電化でエコキュートを使って給湯なんて方が多いかと思います。以前スタート当初は9円/kwだった中部電力の深夜料金ですが、 9円/kw → 13円/kw → 16円/kwへと 年々上がって給湯費も馬鹿になりません。
このペースで上がると中電も関東のように21円/kwなんて話になっていきます。(昼間は40円/kw以上)
しかも別で再生可能エネルギー発電促進賦課金(電力会社が再生可能エネルギー買取り負荷を個人で分け合い負担するもの)なるものが請求時に2.9円/kw上乗せされてます!知ってました?今16円/kwの夜間電力も実際は18.9円/kwです。
再生可能エネルギー発電促進賦課金も年々上がってますから、気付けば「電気代高いなー」となってます。
東や北の方では光熱費破産なる家庭も出始めています、中部電力の地域でも20年後には光熱費が住宅ローンや家賃を超える時代になるかもしれません
なので、買取単価安いけど、電気代も高いし、昼間は太陽光発電を付ければ良い!と言う感じになります。
ですが、夜間はどうする?
って話ですが、やはり蓄電池が有力です。今は電気自動車やハイブリッド車の開発技術もあり
蓄電池も安くなってきてますし容量も家庭用なら10kwh以下で十分ですし(空調までは使えませんが)
上の②11年目以降に蓄電池を付けると付けない場合に比べて年間4万円くらいは得します(コストを差し引いて)
(シュミレーション内容の細かい設定については省略します)
結論としては、
これから先の時代 太陽光発電+蓄電池 は有です(むしろ、無いと損)
太陽光発電のシュミレーションやなども無料で行っております。
新築・注文住宅はもちろん、既存住宅へも対応可能ですので詳しくは是非ご相談ください。
三重県で太陽光発電付の注文住宅なら伊勢市の島田工務店まで